「将来の人間はコンピュータウイルスに感染する」―英教授が警告

攻殻機動隊みたいな話。

追記

コンピュータを脳みそにくっつけることによるメリットは非常によくわかります。そりゃあ情報量は個人の脳に記憶できる量よりも莫大なもんになるでしょう。けど、ウイルスに入り込まれるリスクの方が高いんじゃないかと。*1でもって、人の死がどこで線引きできるのかがますます曖昧になるのではないかと。*2で、ひょっとしたら、データベースにもランク付けがなされるようになって、それぞれのデータベースによって契約するための金額が異なる――なんてことにもなるんじゃないか。そしたら、やっぱ個人の財力の差によって、得られる情報環境も異なってしまうんじゃないのかなぁ。とかいろいろ思ったりして。
まぁ、結局のところ、現在のようにコンピュータを使える環境を整備したほうがいいだろうと。*3あくまで人間とコンピュータを接続するのではなしに、道具として使用し続けるほうが安全だし、使いこなせればデータベースとしても十分だろうと。*4
まぁ、こんなん考えてもまだまだ空想の世界ですが。(11/19に追記)

*1:単純にさぁ、利便性よりもセキュリティの問題が大きくなりすぎるんじゃねぇ?いつのまにか「あんたの脳は半永久的にフリーズしました」なんてことになったりしないのか?まぁ、この場合、被害者自身がこの事実を認識できるわけないだろう。死人が「自分は死んだ」なんて実感できるのかどうかわからんのだし。

*2:やっぱ植物人間みたいなやつが増えるのかなぁ。つーか、コンピュータとつながれた脳って、脳死という概念とちゃんと適合するのか?

*3:そしたら現状のまま進んだところで格差はあるじゃん!っていう批判はそのとおりでーす。

*4:あ、あと、データベースを共有するってことになったら、個人の市場価値が平準化されてしまうんじゃないかと。つまり、おんなじ情報を持ってる個人であれば、市場価値がみんなおんなじになりかねんのではないかと。そうするとますます自分の労働力としての価値を創造するのが難しくなるのではないかなぁ。で、どこで個人の労働力としての価値の違いが生まれるのかといえば、それはきっと処理能力とか、なんかその他いろいろ…なーんて、めんどくさいことではないのかなぁ。あ、でもネットワーク上に個人が所有してる情報を乗っけないとか、アクセスできないように隠し部屋見たいのを作るとかすればいいのか。そしたら結局はこれってセキュリティーの問題じゃん。