雑感(11/29作成)

なんか、いろんな論文読んでると、「文章として成立してないな」と思うやつが意外とあったりして。やだなぁ。研究者ですらこれかよとか、博士課程でこれかよとか思ってしまったり。さらに厳しいこといえば、「これでよく論文の掲載が許可されたなぁ」って思います。まぁ、最近は研究者の方々もコンスタントに論文書かなきゃいけないから大変なのかも知れませんが。
とにかく、まともに文章をかけない人がよく研究を続けられるなぁと。どんなに勉強してても、論文書くのが仕事の人が、まともに文章かけなきゃ意味ないですからねぇ。
あと、新書とか、軽めの本を読んでたときに思ったのが、「一般読者向けだからって、論証が雑で良いわけがないだろう」ということ。どんな文章でも論証が雑になる危険性は常に秘めてるのに、研究書じゃなくて一般向けの書物だからって、証明を省いて主張ばかり並べるとかね。だめでしょそんなの。論証を省くって言うことは、主張を読んだだけで共感できる人しか納得させることができないってことですから。
まぁ、読者の側も、直感的には同意できることでも、ちょっと距離を置きながら読み進めるべきなんでしょうね。論証部分を読んで、で、読者自身が自分なりに検討して、著者の主張を吟味しようという姿勢のほうが知的レベルを向上させるためには必要なはずだし。
後ろ向き&非生産的なことを書いてしまいました。反省。