今年も暮れますが・・・

この時期になると、テレビとかで「今年も暗いニュースが相次ぎましたが・・・」とか「先行きの不透明な現代」とか、お決まりのフレーズを使って無難に1年を振り返ってるつもりな感じのナレーションとかコメントをよく耳にしますね。私はこの前、それに少しイラついてしまいました。またまたネガティブフィーリングを吐き出しますよ〜。

「暗いニュースが相次ぎました」?

世の中にごまんとある出来事からネタを拾ってきて、ニュースとして取り上げてんのはマスコミの皆様なんですけど。マスコミの皆様が、わざわざ暗い出来事をニュースとして取り上げているだけですよ。*1

「先行きが不透明」?「混迷する現代」?

先が見えないのは当たり前です。むしろ、先が見えてる未来なんてあんのかと。それに、未来についての話なんて推測以外のなんでもないのは当たり前すぎて誰も言いません。
え?未来が見えないのが問題なの?暗めのBGM&映像をくっつけてそんなナレーションを垂れ流したところで、なにも生まれませんよ?・・・などといちいち突っ込みたくなるのでした。それだけ。発展性はないです。
まぁ、メディアの世論設定能力と言ったら、恐ろしいというか馬鹿馬鹿しいというかふざけんなというか・・・
第四の権力を担っていらっしゃるマスコミの皆様ってば自分の権力をどう使うべきかを学んでいらっしゃらないようで困っちゃうのよねぇ。

*1:そりゃあ、他人の不幸を見て楽しんでる(喜んでる)人たちとか、「特捜24時!」(「警察24時」だっけ?)みたいな番組を楽しんでる層はいますよ。けど、そういう人たちは、そういうニュースを、「報道」としてではなく、「バラエティ」として楽しんでるだけですから。まぁ、製作サイドとしては視聴率が取れればいいのでしょうがね。