メンタルヘルス

記事をいろいろとクリップしてみる。まずは読売から。

裁量労働制 拡大めぐり議論
「毎晩残業で疲れる。降格させてくれないかな」「人間には限界がある。僕の場合は、すでに限界を超えてしまっているよ」――。 建設機械大手「コマツ(本社・東京都港区)の研究所に勤めていた達徳さんは、長時間労働の疲れを周囲にもらした数か月後、マンションのベランダから身を投げた。

かの友人は無事なんだろうか。いや,無事なはずだ(多分)。
ということで,次は朝日。

公務員よ、自殺するな 人事院が防止マニュアル
人事院は2日、国家公務員の自殺防止のためのマニュアルをまとめ、各省庁に通知した。自殺はがんに次いで、国家公務員の死因の2位を占めている。マニュアルは過去の例をもとに、自殺に至る典型例を9パターンに分類。上司や人事担当者に、兆候を早めに見つけ、医師に相談するなどの対応を求めている。
(中略)
人事院によると、03年度の国家公務員の自殺者は134人。93年度は109人だったが、ここ5年ほどは130人前後で高止まりが続いており、近年は死因の第2位を占めている。日本人全体では04年の自殺者は約3万人で、がん、心疾患、脳血管疾患などに次ぐ死因の第6位となっている。

やだよ,お国のためには死にたくないよ・・・お国には勤められないよ・・・
つーことで,人事院のサイト内を探してみました。で,プレスリリースみっけました。→「職員の自殺防止のために」(自殺防止専門家会議)についてがこの記事のソースですね。で,関連するやつがこれ→「職員の心の健康づくりのための指針」について
で,ちょっと意外だったのが,公務員白書*1の次のグラフ→表5−1 主要死因別順位及び死亡率
これを見ると,公務員と国民(18-60才)の死亡要因別のランクが全てシンクロしてるんですよ。つまり,国の役人だけじゃなく,国民も,勤労年齢に限定すると,自殺が死因の2位にきてるってこと。自殺が6位じゃなく2位になってる。民間の人たちも結構な環境で生活してるのね。
んー,考察が進まない。公務員の総数と自殺による死者数とかを比較したかったんだが,データがみつからず。公務員白書長すぎ,探すのめんどくせ。つーことで,個人的に意外だと感じた事実を述べて終了。またもや付加価値の無いエントリだ・・・orz