先月観た映画

なんだか先月から,妙に映画づいてます。月に2回以上映画館に行ったのは高校の頃以来。大学入学以降,映画館に行ったのは数えるほどだったなぁ。レンタルすらしなかった。なぜって,学部のときはビデオデッキがモノラルで,音がうんこだったのです。でもって,今はテレビデオのデッキがいかれてるから無理。
ということで,僕の友人が最近学部時代のスターを某映画のDVDで発見したそうなので,ここでは初の映画ネタでのエントリ(ややネタバレ気味,注意)。ちなみに,僕はそんなにどっぷり映画に浸かってる人間ではないので,内容の信頼度は低いと思います。



一発目は,「間宮兄弟参照)」。ジャンルはラブコメになるのかなぁ。恋愛ネタのよくできたコントって感じです。正直,かなり楽しめた。兄弟に関するキャラ設定が細かくて,よく出来てます。この兄弟を見てると,「あぁー,こういう人いそー」って思わされる。日本国内でこそすごい共感をえられるんだろうね,この映画。ちなみに,沢尻エリカも演技できてるうえにすげーかわいいです。
次は,「ココシリ(参照)」。北京のとあるジャーナリストが,チベットカモシカの密漁を取り締まるための自警団の活動に同行取材するときの話。実話がベースらしい。これはストーリーも演技もすごいと思った。しっかりとした重みがある。あくまでジャーナリスト側の,外からみた視点で描かれていて,そこも共感できた。下手に感情に媚びてないところがよかった。
三つ目は,「ホワイト・プラネット(参照)」。これは単純に映像として楽しむ分にはとてもよいと思う。ただ,音楽の演出がどうも納得できなかった。てか正直,「センス悪っ!」て思った。なんかね,音がうるさいと感じるときがありましたよ。あと,ラストのオチにもってきたメッセージもいただけない。ということで,これはNHKの自然ドキュメンタリー番組みたいなノリで観るのには適してるのかも。ココシリもこの映画も自然保護に関心を持ってもらいたいという目的はあるんだろうけど,描写の仕方はココシリの方がはるかに共感できたし。
四つ目は,「初恋(参照)」。原作は三億円事件に関する小説。これは,「まぁ,こんなもんかなぁ」という感じ。可もなく不可もなくといったところでした。恋愛モノとして捉えても,そこまでぐっとくる感じではなかったなぁ。ちなみに,カネを奪う直前の経緯は「えぇー」って思いました。なんか妙に出来すぎ感が…。別にフィクションだからリアリティが無くてもいいのかもしれないけど,この映画は多分“リアリティのあるフィクション”を作ろうとしてたんだろうし。まぁ,原作読んでないからよく分かりませんが。
最後は,「ふたつの恋と砂時計(参照)」。実は,韓国映画をまともに観たのは初めてでした。内容はもろ恋愛モノです。「あぁこれ,えぇ話しだわぁ」と思った。別に感動とか共感をしたわけではないんだけどね。んで,ちょい気になったのが,ストーリーの展開がたまに分かりづらいところ。なんか話をすすめるときのテンポ感がちょっとつかめなかった。いろいろやろうとして,ごちゃごちゃしてるのかなぁと思った。



ということで,7月版は以上。今月観たやつもまたあとで感想かくかも。