新聞とかネットとか

ジャーナリズム云々の事ではありませんが.最近読んだ(読んでる)本について少し.三冊あります.
新聞が面白くない理由 (講談社文庫)
これのメイントピックは,記者クラブ批判.新聞社の抱える隠蔽体質と,記者クラブの閉鎖性や甘い汁の吸いっぷりを批判してます.ほぼ読了です.
たまに論理の飛躍が見られますが,センセーショナリズムに染まってる感はそんなに無いです.まぁ,「マスゴミファ○キン!」ってなテンションの人には,あんまりお勧めしませんが.ますます火がついちゃうと思うので.いやまぁ,燃え盛ってしまっても別に構わないんですけどね.私に実害はないですし.
ネットは新聞を殺すのか-変貌するマスメディア
2つ目のは,ネットと新聞はどう付き合っていくのか?新聞はインターネットというイノベーションをどう受け止めているのか?みたいな話を,主にアメリカの事例を基に分析し,述べています.知らないことが多かったので,「うぉー.こんな取り組みもあるのか〜.」と,純粋に楽しめました.これは読了しましたよ,ちゃんと.ちなみに,著者の一人,湯川さんは,書籍と同じタイトルのブログ(ネットは新聞を殺すのかblogね.)も運営してます.
インターネットは民主主義の敵か
三冊目は,米の憲法学者シカゴ大学である,キャス・サンスティーンの本です.これはまだ読み初めですんで,今後気が向いたら詳細を.

あ,これは本じゃぁないんですが,ネット時代のジャーナリズムとは何かも面白かったです.この特集に登場してくる人たちを辿っていくと,この辺の話題で目立ってる人たちを大体さらえる感じです.私がここで挙げてる本は,この特集中に登場するブロガー二人のエントリを読んでて興味を持ったという事実もあったりして.つーかそもそも,「こんな界隈のブログを読んでるような奇特な皆様方はおそらくネット事情にお詳しいのでこんなことを紹介してなんになるのやら・・・」という疑念もありますが.いや悪意ではなく.
ということでこの辺で失礼.