否決→選挙(8/30告示・9/11投開票)―けど,派手な政局報道の影も忘れずに―

結局否決か・・・しゃーない,選挙戦の様子を見ておくか。もちろん投票には行きます。解散の是非は問いません。良いか悪いかは別として,理解できます。まぁ,同じような理由で解散を乱発されるようになったら日本の政治も不安定になってしまうんでしょうが。それにしても,反対票を投じた理由が民営化自体の是非以外だった連中はよぉ・・・


閑話休題。で,こういうの,みんなスルーしちゃうのかなぁ。例は以下の通り。

  衆院解散で少年法改正案、障害者自立支援法案など廃案に


衆院解散により、郵政民営化関連6法案を含め国会で審議中だった内閣提出法案15本と議員提出法案46本の合計61法案が廃案となった。(中略)
障害者自立支援法案は福祉サービス利用料の一部を障害者に自己負担を求めることなどを柱としていた。刑法・組織犯罪処罰法等改正案は犯罪が実行されなくても謀議に加わるだけで処罰を可能とする「共謀罪」の新設などが目的。凶悪化する少年犯罪に対応するため、14歳未満でも少年院送致を可能とする少年法改正案も廃案となった。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20050808AT1E0801I08082005.html

ここに挙げられている法案については,廃案で結果オーライだって人もいることでしょう。とはいっても,自公連立が継続するようであれば,臨時国会で同じ法案が再提出されるようですが。でもこれだけの量が廃案じゃあ,ロスが結構あるんじゃないのかと(審議時間だけでも高くつきそう)。ひゃー,もったいない。*1
それにしても,自立支援法については滝川クリステルさんがレポートしてくれたけど,それ以外の法案はテレビ上でのほとんど取り上げられていなかった気がするのですが。おいおい,政局ネタを延々と詳報するのはワイドショーぐらいで勘弁してくださいよ,マスメディアの中の人。


ちなみに,例の鶴保議員は賛成だったそうですね。以下,民主党のやまのい和則議員のメールマガジンから引用。質問者は山井議員で,回答者が田中マ○コ議員。

「田中先生ご夫妻はお二人とも反対でしたが、野田聖子さんの
 ご主人の鶴保さんは、賛成でしたね」と話すと、
「当たり前よ。夫婦は、バラバラじゃダメなのよ」とのこと。
http://blog.mag2.com/m/log/0000027832

夫婦って,政策についても意見が一致してなけりゃならんのですね。すごいなぁ。感性も理性も同じじゃなきゃなんですね。いや,こんなしょーもない発言に突っ込みいれてる私の方がバカですか,そうですか。
以上。ちと長くなってしまいました。

参照(追記)

今日の記者会見の記録です。報道記事を読むのもいいですが,一次情報に触れた方がよろしいかと。こちらです→首相官邸ホームページ

*1:でも,議員提出法案は内容がしょーもないからどのみち廃案にする予定だったものも数多かったりして…そうすればまだロスはそこまで大きくないかも。