サンタクロースが死亡 クリスマス全世界で中止へ

23日未明,フィンランドラップランド州でサンタクロースが猟師に撃たれ,死亡した。
犯人として逮捕された猟師(43)は,「トナカイを狙って撃っただけ。そしたら,“ウッ!”っていう声が聞こえてきた。思わずびっくりして,近くで確認したらサンタが死んでいた」と話し,「決して彼を狙っていたわけではない。サンタに誓う。」と殺意を否定した。
しかし,偶然現場を目撃したニコラスさんによると,「彼の銃口は確実にサンタを向いていた」という。また,「殺害現場の証拠写真から,彼が殺意を抱いていたのは確実だ」とロヴァニエミ署長も断言していることから,犯人がこの猟師であることはほぼ間違いないと見られる。

サンタ死亡による世界への影響は?

犯人探しは終着を見せたものの,事件発生が年末のクリスマス商戦の最中であるうえ,次のサンタ候補が存在しないことから,「世界経済への甚大な影響」(バーナンキ次期FRB議長)が起こるのは確実。今後は全世界の注目が“次期サンタ選出”の過程に集中しそうだ。

一方で,世界的に有名なポップ歌手,マイケル・ジャクソン氏が「一番の被害者は,世界経済ではなく,世界中の子どもたちだ」と自身の公式ホームページで述べたのを筆頭に,子どもたちへの影響を懸念する向きもある。だが,氏の言動に対しては,「彼の発言が,子どもたちへの心的ストレスをかえって高めることになるのではないか」(関係者)と心配する人もおり,世界中が混乱している状況だ。